黄金を抱いて翔べ

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大阪を舞台にした作品で、身近な地名や企業名が出てて、時代的には少し古いんですがリアリティを伴って読めましたね。

内容は大阪で生きる(大阪出身でない人も、日本人でない人もいる)男6人が、銀行の地下深く眠る6トンの金塊を狙って画策し、実践に臨むまでの人間模様というか生き様がイキイキと描写されてます。
それぞれの過去と、色々な運命を背負いながら事を成す。
北朝鮮や韓国KCIA、日本の公安からも追われながら、強固でハイテクを駆使した防御システムを施した金庫を、爆薬をしかけて破壊して見事強奪!
なかなかてに汗握る展開。

幾多の犠牲を伴って、果たして彼らは幸せだったのか。
いや、そういう問題ではないな。

さて、今年は去年の半分の115冊という読書量でしたね。
意図的にペースを落としました。
あまりにも本が中心の生活だったもんで。(^^ゞ