東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
32
いやぁ、楽しめた。 面白かった。 共感した。 憤慨した。 涙した。 感動した。 書いておきながらなんて陳腐な表現だろう。 でもこれが事実ですべて。 私と同世代であるリーリーさんのオカンをメインに据えた自伝ですね。 このオカンがすごいんです。 愛に満ちてる。 全てを投げ打って息子に、息子の友に、仕事仲間に、愛情を注ぎ込む。 このオカン無くして今のリーリーさんは存在し得なかったのだよ、当たり前だけど。 亡くして初めてその愛の深さを知ることになる。 多分この作品を読んだ人は、みな親孝行しよう!と決心したはずだ!(笑) 電車の中で思わず涙しそうになったわ。 そこへいくと、オトン、あんたは何しよんの!! ほんと、時々オトンやわ。 ええ味出してるけど。(^^; 夢と希望、欲望を呑み込んで、そして吐き出してしまう街、東京。 今日も誰かが。。。 |