押入れのちよ

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ホラー短編集ですね。
9編あります。
ホラーといっても、おどろおどろしいとか、血肉飛び交うスプラッター系ではない。
ちょっとゾゾーっとするやつとか、思わず笑ってしまうもの、切なくさせるもの等々。
それらの中でも「殺意のレシピ」は笑える。
夫婦仲末期症状の二人がお互いに殺意を抱き、何とかして食物で毒殺しようとするもの。
ことの顛末は・・・互いに相手の殺意に気付き、口にしないようにするのだが、突然笑だした二人。
どうやら二人は笑茸を。(爆)
なんとも間抜けで怖いお話でした。