雪と珊瑚と

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21歳にしてバツイチ&赤子あり。
あいたたな状況。
「雪」が子の名で、「珊瑚」が母親の名。
そんな親子が生きて行くためにお惣菜も売っているカフェを開く。
色々と一癖二癖ありながらも心根の優しい人たちの支援を受けてなんとかやっていく。
鎮守の森のような場所にあった古家を格安で借りて、有機野菜たっぷりのお惣菜と美味しい珈琲を提供する、なんとも羨ましいシチュエーションです。
雪に振り回されながらも母親として、自分の生い立ちと同じ過ちを犯さないよう頑張る姿は健気ではある。

が・・・ちょいと事がうまく運びすぎて奥行きが浅めに思えてしまうかなぁ。
母としての喜びを味わうラストはそれなりに感動するけどね、私は男だからそのところは微妙です。