ゴチソウ山

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これは壮大な夢物語ですな。
雨で急斜面の竹林が地滑りが起こったことに端を発し、旅館のオヤジら地元民が立ち上がった。
このまま山を放置し続ければ町は大災害に見舞われると。
ただ単に山野に手をいれて自然災害に強い町作りにするだけでなく、観光資源としても魅力的にしようと目論む。
古里再生計画である。
ま、創作モノだからと割り切ってしまえばいいんだけど、あまりにも都合良くことが運びすぎて、ちょと興醒め気味。
こうあればいいなぁ、という理想をそのままズバリ書いてしまったような感じで、「小説」としては直球すぎた。
著者をググってみたらWikiさんに載ってました。
環境関係のお仕事をなさっておいでですね。
なんとなく納得。(^^ゞ