少し変わった子あります

読書

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連作短編。
今は失踪して行方不明の後輩に紹介された謎の料亭？レストラン？
住所不定で、毎回場所が変わる。
あるときはマンションの一室、あるときは潰れたレストラン、あるときは廃校の宿直室。
女将は同じだがご相伴する女性も毎回変わる。
ちょっと変わった女性たち。
寡黙であったり、相談を持ちかけられたり、身の上話をされたり。
いずれも共通しているのは食べ方が上品なこと。
そんな女性たちに主人公は惹かれていく。
ただし、個人情報を聞き出すことはご法度。
ただの一回ポッキリの出会い、一期一会ですな。
そういう食事を数回重ね、デジャヴュのような会話が。
っと思ったら、人が変わってた。
主人公の別の後輩。
主人公は失踪。
え？これはミステリーの要素も？？
謎めいたお話でした。