花咲小路四丁目の聖人

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初読書ですな。
去年の11月に購入を済ませていたのですが、図書館から借りた本を読むのに忙しくて。(え?)

「Last Gentleman-Thief "SAINT"」…最後の泥棒紳士 "セイント"、そう呼ばれた世紀の大泥棒のイギリス人(日本人に帰化)の父と25歳の年頃の娘が住む花咲小路三丁目。
その四丁目にある寂れた商店街のある事件が起こる。
大手外資グループの陰謀に立ち向かう世紀の元大泥棒の大立ち回りが見もの。
父の策略に気が気でない娘と歳下の男子とのほのかな恋も手伝って、著者お得意のほんわかエンターテイメントに仕上がっている。
個人的にはちょっと物足りない気もしたが、新年ボケの頭にはちょうど良かったかも。(^^;