2011-12-17 盗作 読書 170 盗んだのはオレなのか? アイツなのか? 自殺したアイツが残した稚拙な小説をベースに作家デビューして彼の名を筆名にしたオレ。 ある日全く筆が進まず、アイツの死の真相を求めるうちに、アイツの物語の中に囚われてしまった。 オレは抜け出せるのか? 著者自身が同様の体験をしていたというのが面白い。 「盗作」という題名から想像していたのと違った不思議な作品でしたね。 ビートルズに精通していれば、また別の面白さがあるかもしれません。