夢違

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「夢札」って何だ?と思いながら読み進めていくと、夢を可視化してデジタル化することだった。
で、それを見て判断する職種に就いている男が主人公。
その男の兄の婚約者だった女性が見る「予知夢」の解析を手がける。
彼女はやがて事故も巻き込まれて死んだはずだったが・・・
それから数年後に起こる不可解な小学生の集団白昼夢事件や集団失踪事件を通して、死んだはずの彼女の影がちらつく。
オカルト?ホラー?ミステリー?
でもラストシーンはラブストーリーだよね。(^^ゞ
何ともつかみどころのない不思議な作品でした。
願わくば、神隠しだの、タイムスリップだの超常現象なしなら、現実にありそうで、もっと面白かったのに、という個人的な感想でした。
分厚くて重い大作です。(^^;