ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉予言する鳥編 

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主人公にとって厳しい展開。
妻が出て行き、妻の兄に離婚を迫られ、自分を失いかけ、近所の空き家の井戸の底に降りて数日間考える。
いろいろなことが通過して行く。
彼を触媒にして彼の元をいろんな女が去る。
自分がどこに行くべきで、何をやればいいのかを考える。
そして気づく。
妻のためにできることがまだ残されている。
あちら側でないこちら側で。
ねじまき鳥は巻くべきねじを見つけられるのか。
自分探しと妻を救いに。
〈第3部〉へと続く。