マスカレード・ホテル

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うん、面白かった。
新田浩介と山岸尚美。
男は捜査一課の刑事で女はホテルのフロントクラーク。
絶妙のコンビでしたね。
連続殺人事件が起こって、次がこのホテルで起こる可能性があるので捜査員をホテル従業員として紛れ込まして欲しいと依頼を受ける。
そこで山岸尚美は新田刑事をフロントマンとして教育・指導する。
この作品は、謎解きもさることながらホテルで起こる様々なドラマが実にいい。
これはぜひ堪能していただきたい。
トリックはよく練られていたと思う。
伏線の張り方もいい。
主犯の動機には、なるほどとは思うものの、こんなので命を狙われたらかなわんなぁ。
怖い話やで。
いくつか細かなところで注文つけたいこともあったけど、やはり些細なことか。
新田刑事、なかなかの推理力をお持ちのようだが、まだまだ青い。(笑)
山岸尚美の何気ない一言に反応するあたりは只者ぢゃないけどね。
加賀恭一郎の域には、まだまだだね。♪( ´θ`)ノ
マスカレード、仮面舞踏会。
ホテルにやってくる客は、みな仮面を被ってる。
本当の自分を隠して。
テルマンは、それを承知で仮面のままの客に対応する。
でも本心にも細心の注意を払って。
奥が深い。(^_^;