2011-08-19 夜をゆく飛行機 読書 109 父と母と四姉妹、6人家族が織りなすちょっと懐かしい風景。 末っ子の目線で、賑やかで、孤独で、淋しい家族の崩壊と再生、そしてそれぞれの道へと続く家族の物語が描かれてます。 夜を点滅しながら飛んで行く飛行機、行き着くところは何処なのか? なんとなくホッとする薄いハッピーエンドが丁度いい。 ま、家族ってそんなもんでしょ? 時に鬱陶しいけど、いて当たり前の者がいないとやはり淋しい。 程よくいい感じの作品でした。