夜をゆく飛行機

109 

父と母と四姉妹、6人家族が織りなすちょっと懐かしい風景。
末っ子の目線で、賑やかで、孤独で、淋しい家族の崩壊と再生、そしてそれぞれの道へと続く家族の物語が描かれてます。
夜を点滅しながら飛んで行く飛行機、行き着くところは何処なのか?
なんとなくホッとする薄いハッピーエンドが丁度いい。
ま、家族ってそんなもんでしょ?
時に鬱陶しいけど、いて当たり前の者がいないとやはり淋しい。
程よくいい感じの作品でした。