図書館戦争
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図書館戦争シリーズである。 それの第一弾。 オッサンが読むには気恥ずかしいラブコメと呼ばれるジャンルであるらしい。 嫌いじゃないです。 いや、はっきり言って好きです。 「図書館」と「戦争」、こんなに結びつかない組合せは無いと思う。 ミリタリー好きの著者ならではで、おまけにこれまた著者の得意な恋愛モノを練り込んでるので鬼に金棒である。 話は近未来で「メディア良化法」から図書館の自由を守るために自ら武装するという度肝を抜く設定。 そこに隊員として採用された主人公の女性と上司で教官の男性との掛け合い漫才が面白い。 その他の登場人物も個性的でいい味出してる。 「図書館の自由を守る」という命題の重さとは裏腹に内容はいたって軽い。 ラブコメの中にそれとなく表現の自由の大切さを紛れ込ませる戦略?は成功してるんじゃないかとうがった見方をしてみる。(^^ゞ このシリーズ、最後まで追いかけようと思う。 |