空の中

うわっ、こりゃまた奇想天外、荒唐無稽な・・・
塩の街」に次ぐ自衛隊三部作の第2弾なのだが。
YS11から遠ざかって久しい純国産輸送機開発プロジェクトの試作機による高度2万mの上昇試験中になぞの爆発事故。
時を置かず航空自衛隊F15J 2機による高度1万mから2万mへの上昇試験中に1機がこれまた爆発炎上。
いずれも四国沖出の出来事。
で、プロジェクトに携わったメーカーの担当者(男)と生き残ったパイロット(女)による事故原因の究明が始まった。
それと並行して亡くなった航空自衛隊パイロットの高校性の息子と幼馴染の女子同級生が奇妙な軟体動物?を拾って帰る。
少年が出る筈のない父の携帯宛に電話をかけた時、応答があった。。。。
複座のF15に乗り込んだパイロットとメーカー担当者が事故のあった空域で奇妙な電波を受信する。
同やらこちらに呼びかけている。
彼等はそこにとてつもなく巨大な楕円の何かを目撃した。。。
彼等は人類を救えるのか!?
2つの奇妙な生命体と2組の男女の関係が妙に面白い、SF(怪獣もの?)と恋愛小説のいいトコ取り?の作品でした。
あとがきに書いてありましたが、この作品は「天空の城ラピュタ」を観て思いついたのだそうな。
って、そ、そ、そうなの?? f(^_^;