塩の街

196 

いや、こりゃまた奇想天外、荒唐無稽な・・・
地球に塩の結晶、それも超巨大なヤツが隕石よろしく世界の大都市を中心に降り注ぎ、あちこちに塩の結晶柱が突き刺さった。
で、それが原因で人が塩の結晶化(作中では「塩害」と呼ぶ)して人類滅亡のカウントダウンが始まったが、それを救った人物の物語であった。
と書けば、何だと思うところではあったが、18歳の女子高生と10歳年上の元空自パイロットとの、平時では決して交わることのない接点が偶然交わった層大?なラブストーリーでした。
有川浩のデビュー作で、本人が後書きであまり良い評価を与えてなかったが、どうしどうして十分楽しめましたよ。
これを含めて自衛隊三部作なのだそうなので、近いうちに残りも読もうと思う。

と、今年も後1日と数時間。
残念ながら196冊で年内は読み終わりやね。
目標の200冊は達成できなかった。
やはりイチローは偉大だ!(誤爆)
来年は、意識的にペースを落とそう。
そうでないと読書だけの人生になってしまう。(^_^;