MAZE
126
迷路ですね。 アジアの西方、イラク辺りに四方を山で囲まれた盆地の上に白亜の矩形の人造物があって、唯一の壁の割れ目状の入口から中へ入った人間が忽然と消えるという伝承があった。 内部は人一人通れるぐらいの幅の迷路状になっていて屋根は無い。 「存在しない場所」と呼ばれていて、衛星写真にも写らないらしい。 このなぞを解明するために4人の男が調査に当たった。 という感じで話が進む。 何となく胡散くさい内容だが胡散臭かった。 軍事という現実と、迷宮というミステリアスな幻想が混沌として、よりいっそう謎を深める。 そして最後に全てとは言わずとも策略に嵌められたのだと思った。 ちょっとすっきりしない終わり方だと思う。 それと4人の男のうち、一人がお姉言葉を喋るのだが、その必然性に???なのであった。 う〜むむむ。。。。 |