エンジェル
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これを読んでいく途中で思ったのは、ある映画だった。 読み終わった後もそれは変わらない。 「ゴースト/ニューヨークの幻」だった。 主人公は死んでいる。 自分の死体が埋められるところを上空より目撃する。 自分が母親の体内から生まれ出るところから現在までをフラッシュバック、追体験する。 でも死ぬまでの2年間の記憶がない。 この辺はオリジナルにないところでいい感じ。 で、殺された原因も犯人も分からない、その真相を求めて幽霊となってさまよい続ける。 やがて自分の子を身ごもった女の存在を知る。 そして女とお腹の子の危機を察知する。 彼は何とかして彼女らを守り抜こうとする。 そして知ることになる真相と、彼の2度めの命(幽霊に命はあるのか?)と引き換えにした最後の決意が痛い。 輪廻転生・・・「ゴースト」を知らなきゃなかなかの作品と思ったのだろうけどねぇ。(〜〜; |