わたしとトムおじさん

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元引き篭もりで、今も他人とうまく話せないトムおじさん。
ニューヨーク育ちでハーフで両親が別居してて日本の祖父母の下に厄介になるも日本の学校に馴染めない少女。
そんな二人が昔懐かしい建物が集まる観光施設「明治たてもの村」で暮らす。
不器用な二人が必死に一生懸命生きて行く成長物語ですね。
前向きに投げやりにならず生きて行く姿に共感を覚えました。
柔らかいタッチはこの作者独特のもの、やはり好きですねぇ。