COW HOUSE

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いやぁ、相変わらず愉快な作品です。
題名の「COW HOUSE」の由来がわかって愕然。。。。 そうくるか!
お話は、とある商社で働く青年と彼に「拾われた」彼女の活躍。
彼は会議中に役員を殴るという失態をやらかしたにもかかわらず上司である部長の温情と企み?のおかげで首になることはなく、でも鎌倉の豪邸の管理人として左遷させられる。
その豪邸で出会った老人と少女とピアノ調律氏とを交えて、そして部長の策略と先見の明もあってみんな仲良く幸せに、そして会社にも益があって彼は呼び戻されて昇進する。
人の出会いを大切にし、誠実に接した結果ですね。
面白おかしくハッピーエンドで終わるところがよいよい。(^_^)
血みどろのミステリもいいけど、のほほんなハッピーエンドもええもんでっせ。
何べんも書くけど、小路幸也さんの文体は好きですね。
今度新作が出たら買ってあげようかしらん。(^^ゞ