2009-08-25 マイ・ブルーヘブン 読書 156 東京バンドワゴン シリーズ第4弾! もうすでにお亡くなりになっているのに堀田家にいついて語り部となっているサチさんの若かりし頃のお話でした。 サチさんには本当のお名前が存在してたんですね。 やんごとなき身分の方だったのです。 華族のお嬢さんでした。 戦後の闇に飲み込まれそうになりながらも堀田家に救われて、守られて、家族として迎え入れられて、色んな方々のお世話になって、サチさんは自分があらゆる呪縛から解放されましたね。 我南人のあの独特のしゃべり方の理由も判りました。 相変わらず楽しく、面白く、ほろりとさせる作品です。