ミレニアム

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実に懐かしい・・・・
コンピュータの2000年問題を題材にした作品です。
私の会社でも当時は某社のメインフレームを使っていて(COBOLやってました(^_^ゞ)、1998年度中に移行が完了してヤレヤレだった記憶があります。
1999年12月31日の23時半から出張って2000年1月1日0時0分0秒になった瞬間息を呑んだのが9年も前だったんですねぇ。
コンソール上に何もエラーが出ないのを確認して先輩と「あけましておめでとうございます」と笑って言えたのが良かった。(笑)
そんなこんなミレニアムなお話にミステリアスな味付けがなされています。
2000年対応をオンライン状態で稼動させながらデータもアプリも修正してくれるという夢のようなツール、でもそれはトロイの木馬みたいなやつで修正の裏で実はデータを全て暗号化し、ある日付までは正常に復号化が行われ表向き何事もなかったようにするのだが、ある日を境に復号化をやめてしまい、全てのデータが意味不明な文字列のままで処理不能に陥ってしまう最悪のウィルス。
で、それを巡って2000年対応のプロジェクトリーダーが殺される。
果たしてその真相は??
作者がコンピュータ会社に勤めていたことがあったようで、コンピュータ回りの解説は的確でムダがないように見受けられました。
物語として、もうちょっと捻ってあってもよかったけどね。(^^ゞ