サウスバウンド

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元過激派の父を持つ小学6年の少年が主人公。
下に4年生の妹と父親の違う21歳の姉がいる。
実は母も元過激派の活動家だったという曰く付きの家族。
前半は少年の学校や友達のことがメイン。
中学の不良からの理不尽な脅しや命令に屈しそうになりながらも反発していく。
後半は家族で父親の生まれ故郷である西表島に引っ越して自給自足の生活の中から家族の絆を深めていく。
これは少年の成長物語であり、親の生き様をありのまま見せる物語であった。
何か爽快感の残るお話でした。