そこへ届くのは僕たちの声

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Key Word は『ハヤブサ
加藤隼戦闘隊とは何にも関係ありません。(阿呆)
やはりこの著者である小路幸也氏は何とも言えない、変わった文章を書く人だなぁっと。
この作品は『遠話』が出来る子供たちのお話。
遠方にいてもまるで近くで会話するよなことが出来る、そんな特殊能力を持った少年・少女たち。
『遠話』で繋がる仲間たちだ。
ただ、たまに暴走して "あちら" の世界へ行ってしまうこともある。
あるとき、爆弾テロに巻き込まれた誰かが暴走して電車ごと消えてしまう。
それを皆で "引き戻し" する。
そんな変わったお話。
この能力は歳とともに消滅するらしい。
プロローグでは、いったい何が言いたいのかさっぱりわからなかったが、読み終えてわかった。
わかってからもう一度プロローグを読む。
なるほどね。