内視鏡

胃カメラ飲んできました。
最初に水薬を飲まされ、次いで喉の麻酔薬(ゼリー状)を喉に3〜4分含みます。
そして寝台のある部屋に行き、胃カメラとご対面。
先生が喉の奥に麻酔薬をスプレーで塗布し、寝台に横になって内臓の動きを抑制する注射を腕に打ちました。
そして体の左側を下にして膝をくの字に曲げ、両腕を抱くようにしてからマウスピースをして、いざ胃カメラ挿入!!

うえっ!! 5回ぐらいえずきましたとも。
看護婦さんが背中をさすってくれましたが、ほんの気休め。
ココだけですが辛かったわ。
食道を通り過ぎてからは楽になりましたが、胃の中をもぞもぞ蠢く感じで痛くは無いですが気持ちいいものではありません。
そして十二指腸へ。カメラの先端が胃の幽門を突破して入っていくのが感じ取れます。
モニターに写っている自分の内臓の内壁はピンク色で健康そのもの。(笑)
それでも十二指腸潰瘍の痕跡があると指摘されました。
いつなったんだろう?記憶にないなぁ。

そしてカメラを引き抜きつつ本命(何?)の食道のポリープへ。
直径が2mmほどの小さなもの。高さも1mmありません。
この時点で良性であることが判りましたが、念の為に細胞組織を採取することに。
胃カメラのカメラ本体側からワイヤみたいなものを突っ込みます。
そのワイヤの先端は4本ぐらいの鉤爪のようなものが付いていて広げたりすぼめたりできるもの。
それでポリープをつまんで引きちぎる感じ。痛みは全くありません。
先生がおっしゃったとおり血が少し滲み出ましたがこれで完了です。
ポリープは跡形もなくなりました。この間、約10分程度でしょうか。
1週間か10日前後で結果が判ります。

いやぁ、いい経験をさせていただきました。
無茶苦茶苦しかったわけではありませんが個人的には「もういいです」ってな感じでしたが。(^^ゞ

そうそう、花粉症で鼻が詰まって口呼吸しか出来ない状態でしたが、胃カメラを飲んだ状態でも口呼吸できました。
尚、先生から注意事項をいくつか事前に聞かされてましたが溜まる唾液は決して飲み込まないこと。
間違いなく気管支のほうに流れ込み、むせ返って検査どころではないらしい。
挙句の果てに胃カメラを噛まれた日にゃ、中のファイバースコープの何本かが折れてしまうのだとか。
修理代に100万円。これがいわゆる「一噛み100万円」なんだそうな。
帰ってきてからネットの情報で知りました。医師も患者も緊張する一瞬なわけだ。(笑)