それぞれの13年目・・・

13年前もよく晴れて寒い朝だった。
私は被災者ではないけど、遠縁の家が半壊したり、実家のガス、電気の供給がストップして両親が我が家の風呂に入りに来たことがあったたな。
身内に犠牲者が出なかったのは幸いだった。
それでも亡くなられた方の名簿の中に級友、知人の名を見つけると胸が締め付けられるような思いになったこともあった。
同姓同名だからといって、そうとは限らないとは分かっていても・・・
TVに映し出された黒煙を上げて延焼する街並み、倒壊した家屋やビル、横倒しになった阪神高速神戸線、疲れ切った被災者の皆さんの顔、顔、顔・・・

既にこういうノスタルジックな、感傷的になっている自分にレッドカード。
何一つ被災者のために役に立つことをしなかったくせに。
みんな、どういう13年目を迎えていらっしゃるのだろうか。
この先、幸多かれと願うばかり。

この年の3月には地下鉄サリン事件なんかもあったはず。
あれから13年、国や個人は、危機管理意識をきちんと向上させてきただろうか?
自戒を込めて。
そして犠牲になられた方々に黙祷。