阪神淡路大震災


12年たったんだ。。。
立ち上がれないほどの縦揺れと直後の思いっきり前後に揺さぶられるような横揺れ。
絶対に住んでた団地が倒壊すると思った。
それでも豊中は震度4。。。「ありえない」と思った。
トイレの貯水槽の水が溢れ、あたり一面びしゃびしゃ。
ガスの元栓を確認、水が出るのを確認、玄関が開くのを確認、
ベランダから外を見て、出火している所がないことを確認等々。。。
この確認作業の指示は嫁。
乳飲み子を抱えながらよく冷静に的確な指示を出せたものだ、と感心しきり。
TVのスイッチを入れて状況を確認するも、震源地がまったく掴めていない。
現場も混乱しているんだ、とこの時はそこまでの大災害だったとは思わなかった。
あまりの寒さに油断して石油ファンヒーターのスイッチを入れる。
暖かくなってきた頃にそいつはやってきた。大きな余震。
石油ファンヒーターが跳ねた。瞬時にして自動消化が働く。
暖もとれない状態でTVの刻々と伝えられる速報を見入る。
何時ぐらいだったろうか、衝撃的な映像が目に飛び込んできた。
ヘリからの空撮で映し出された倒壊した阪神高速神戸線
声が出なかった。車体半分を辛うじて残した形で今にも落下しそうなバス。
あの悲惨な大災害、実は自分の中では既に過去のものとして風化されつつある。
これは、かなりやばい。