抜歯

今日は痛い話です。ダメな人は、すきっぷ、すきっぷ、らんらんらぁ〜ん♪(^_^;
会社を休んで万全の体制(何?)で歯科医院へ。待ちに待った(待ってへん、待ってへん)抜歯する日。
事の発端は、左上奥歯辺りが無茶苦茶腫れあがって痛くてどうしようもないので歯科医院に入ったら「これは歯根が割れてますね、そこから細菌が侵入して化膿しているんでしょう」みたいなことを言ってたと思う。おもむろにメスをつきたて(当然麻酔無し)膿みだし。ぷしゅぅ〜と腫れが引いて完全に治るまで1週間。完治したわけではなく膿の出る道が出来ただけなんだけどね。(泣) 先生は「根本的な治療法方は抜歯しかありません」なんて言うし。。。つまり歯根辺りでは相変わらず膿を生産し続けているわけで、それが原因で骨まで溶かし始め、周囲の歯が引きずられるかたちで抜けてしまうという誠に恐ろしい結末を予言してくださった。ただ、私自身の仕事が忙しく先延ばしにしていただけ。悪あがきもココまでと観念した次第で(冷たいもの、熱いものがしみて痛い)。
で、今日がその執行日なのである。
椅子に座らされ、背もたれを倒され、歯茎を消毒され、麻酔液の入った注射針を都合6回ほど突き刺され、麻酔が効くまで待つこと15分。なんか器具を3つ、4つほどぢゃらぢゃらと並べ、おもむろに歯をひっつかまえると、前後左右強引に、力ずくで揺さぶる揺さぶる。なんとか耐えていた歯も根を上げてミシミシと音を立て(音がして耳に届くというより、骨を伝って耳に届いた感じ)「べきっ」とひっぺはがされました。麻酔しているので痛くは無いんですが気持ちのいいものではありません。何個かに割れてしまったので残りをピンセットか何かでつまみ出してガーゼと脱脂綿を詰め込んで処置完了。この間10分もかかていない。けど私は地獄のように長く感じたぞ!!
麻酔が効いているし、脱脂綿を噛んでいるので、はぐはぐほげほげな喋り方で「ぬいたふぁ、きねんにもってかえっていいでふか?」とお土産に頂いてきました。(え) あぁ、いと惜しや、ウン十年間連れ添ってきたのに。。。。ま、子供の頃の巨大虫歯(神経抜くぐらい。抜くと歯としては弱くなってしまうらしい。そんな歯の根がまた割れ易いのだそうだ)が諸悪の根源なんですけどね。みなさん、歯をしっかり磨きましょうね。
ちなみに抜いた後の空間ですがブリッジという方法を選択しました。インプラントは骨が薄く無理だとのこと。増骨処理方法もあるそうですが、本来無いところに無理やり骨を作るのでリスクを伴うからダメだしされた。もちろん部分入れ歯は論外。たまたま抜歯した歯の両隣の歯が治療してかぶせものしてたので、それを利用したブリッジが最適だと。