君の名は。

嫁と見てきた。
先入観なしで見た。
良かった。
これは興行収入エエはずだわ。
以下、ネタバレ含みます。(^^;



冒頭の彗星が分裂して地球に落下する様は「あぁ、綺麗だなぁ」って。(ヲイ)
いや、全く話知らんかったので。
これは後半に繋がります。
最初はね、過去にあったような単純な男女入れ替わりの話やと思ってたんやけど、結構奥が深かったわ。

昼と夜の狭間、黄昏時、逢魔が時、誰そ彼、「お前は誰だ?」
糸守の方言では「かたわれどき」。
宮水神社、巫女、「口噛み酒」。
組紐、結び。。。キーワードの列挙。(笑)
クレーターの縁でカタワレ時に、3年の時空を超えて瀧と三葉の邂逅、町人たちが救われた後に「今」の東京での邂逅、正に運命の出会い。
最初の電車の中で中学生の瀧と高校生の三葉の邂逅から8年の時を超えて。
名前を忘れていても「この人だ!」と確かに思えた稀有な瞬間。
流星の軌跡が二人を結ぶ赤い組紐に変わる流れがお見事。
綺麗な映像(何気ない都会の風景であったり、田舎の家屋、神社に山に星空が、眩しい太陽が妙にリアル)とRADWIMPSサウンドと相まって実に良い映画に仕上がってます。


ちょいツッコミ。
入れ替わり時に時間軸のズレって認識でけへんかったんか?
スマホのカレンダーやTVドラマ、ニュース等で分かりそうなもんやけど。(^^;

多分映画で端折られたもんがある。
繋がりが悪い唐突感を覚えた箇所があるし。
それを理解するには原作と「君の名は。 Another Side:Earthbound」を読まなアカンやろか。